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雅楽(宮内庁楽部)








今回も前回と同じく宮内庁楽部による有名曲を集めたCDの紹介だが、
演奏の傾向は前回とかなり異なっている。

前回のCDは雅楽におけるアンビエント的な側面がフォーカスされていたが、
このCDにおいてはそれとは逆方向というのか、
激しいわけではないのだが、バンド風な生々しさがあって面白い。

比較的テンポが早めであること、
残響の少ないデッドな音響の録音であること、
各楽器の奏者がおそらく一人ずつであること、などの条件から
なんだかギターバンド風な印象が出ているのかもしれない。

鞨鼓はトトトト・・・という感じではなくカッカッカッカッ!!!!と叩きまくっているし、
琵琶もボロロン・・・ではなくバッチーーン!!!!とテレキャスターみたいに弾いている。
もしかすると、今の若者にはこういう感じの方が親しみやすく
雅楽入門に向いているかもしれない。

雅楽器の中で陰音階化していない絃楽器の音がでかいので
聴き慣れた曲でも何かモダンな感じに聴こえる。

同じ宮内庁楽部の演奏だが、今回のCD(60年代録音)の方が
前回のアンビエント的なCD(70年代録音)より早い時期なので、
その10年間ほどのあいだに演奏傾向の変化があったのだろうか?
もちろん楽曲・録音条件・企画自体の違いなどもあるだろうが・・・

なんとなく、1903年のガイズバーグ録音の面影を感じられる演奏だ。
2018/07/08(日) 15:54 PERMALINK
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